2010年4月 のアーカイブ

vol.2 ウラミマス

2010年4月21日 水曜日

vol.2 ウラミマス 舞台写真

1997年 6/6─9
@早稲田銅鑼魔館

初期の代表作。とあるボロアパートに住む平凡な家族。ある日、息子は過去のウラミを晴らすため母親を強姦する。それから家族の絆は崩れていき…。新興宗教、近親相姦、チンコキャップ(?)、タブー満載のポツドール版ホームドラマ。

脚本・演出 : 
三浦大輔
出演 : 
戸田興人/
糸田淳一/
小林康浩/
長澤素子/
大矢大介/
溝口真希子/
大沢ちさと/
三木孝浩
舞台監督 : 
三浦大輔/
照明 : 
加藤友紀/
音響 : 
井上尚美
映像 : 
西沢勇人/
三木孝浩/
舞台美術 : 
田中敏恵/
制作 : 
溝口真希子
宣伝美術 : 
三浦大輔

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戯曲『愛の渦』

2010年4月21日 水曜日

愛の渦
三浦大輔著
白水社 発売中

午前0時から5時まで、裏風俗店でボディ・トーク! 大学生、サラリーマン、OL、保育士……ロフト付き高級マンションに集う見ず知らずの男女10人の目的は、乱交パーティーだった。
本書は、そんな彼らの本音を、リアルな若者言葉で語ってゆく。
肉体関係者らが織りなす人間模様をアラベスクの如く精緻に描く、性欲がテーマの会話劇だ。
「僕は、自分のスケベさを全部曝け出すつもりでこの戯曲を書きました」(本書「あとがき」より)というだけあり、劇団ポツドールを主宰する著者がスキャンダラスなせりふ満載で勝ちとった、第50回岸田國士戯曲賞受賞作品。(白水社HPより)

vol.1 ブサイク

2010年4月21日 水曜日

vol.1 ブサイク 舞台写真

1996年 12/14・15
@早稲田銅鑼魔館

記念すべき旗揚げ公演は、3ステージ、動員200人。男女のコンプレックスをテーマにした学園もの。とある高校の放課後、不細工な男女が待ち合わせをして“コンプレックスごっこ”なる遊びを始める。それはお互いのコンプレックスを言い合い、傷を舐め合う行為だった…。

脚本・演出 : 
三浦大輔
出演 : 
高多康一郎/
三木孝浩/
小林康浩/
溝口真希子/
浅井舞
舞台監督 : 
窪田洋一/
照明 : 
舞台美術研究会/
音響 : 
井上尚美
映像 : 
三木孝浩/
制作 : 
溝口真希子/
宣伝美術 : 
三浦大輔

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プロフィール

2010年4月21日 水曜日

プロフィール

劇団紹介

1996年12 月、早稲田大学演劇倶楽部10期生の三浦大輔を中心に結成された演劇ユニット。

第1回公演『ブサイク~劣等感を抱きしめて~』から第4回公演『妻ぜめ』までは、いわゆる演劇的な過剰なドラマを得意とした。
2000年7月、第5回公演『騎士クラブ』でそれまでの作風を一変させ、演劇的なものを最大限に排除したドキュメンタリータッチの作品に挑む。〈リアル〉を徹底的に追求したこの作品は〈セミドキュメント〉と称され、メディアに大きく取り上げられるようになった。

第6回公演『身体検査』(01年)では、舞台上で完全ドキュメントを実行。役者が一切、演技をせず、プライベートを背負ったまま舞台に上がるという表現手段は、多くの賞賛と批判とを同時に受けるが、その後も〈リアル〉にこだわった作品づくりに努めた。

第10回公演『男の夢』(02年)からは、その〈セミドキュメント〉で得たものを〈ドラマ〉に注入することで、さまざまなアプローチから「リアリティーのある虚構」を描くようになる。田舎に住む若者たちの愛憎を描いた第11回公演『激情』(04年)が「日本インターネット演劇大賞最優秀演劇公演賞」を受賞、またフジテレビ系列「劇団演技者。」でテレビドラマ化された。同年、東京のみならず大阪初進出となった第12回公演『ANIMAL』(04年)では、「せりふ」を一切排除し「状態」「風景」だけで、作品をつくりあげた。さらに05年4月、THEATER/TOPS進出を遂げた第13回公演『愛の渦』では、「裏風俗」を舞台に人間の性欲に真っ向から向かい合い、この作品で第50回岸田國士戯曲賞を受賞する。

受賞後初の作品として注目を浴びた第14回公演『夢の城』は、周囲の予想を大きく裏切る「無言劇」だった。そして、第16回公演『激情』再演(07年)と第17回公演『顔よ』(08年)は本多劇場で上演した。

一方、劇団本公演とは別に、同世代の演出家たちとの合同企画『ニセS高原から~S高原から連続上演~』(05年、作 平田オリザ)に参加したほか、太宰治作品をモチーフとした三鷹市芸術文化センタープレゼンツ『人間♥失格』(07年、脚本・演出 三浦大輔)を手掛けた。また、劇団旗揚げ時から、役者、スタッフとして参加していた映像監督・脚本家・演出家の溝口真希子が、06年にポツドール〈女シリーズ〉を企画。これまでに『女のみち』(06年)、『女の果て』(07年)を上演した。

初の映像作品「はつこい」(02年)が第25回ぴあフィルムフェスティバルの審査員特別賞を受賞。三浦個人の活動としてはDVD 作品「ソウルトレイン」(06年)や、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(10年)などがある。

メンバー紹介

三浦大輔

三浦大輔(みうら・だいすけ)
脚本家、演出家、ポツドール主宰。75年12月12日生まれ、北海道出身。早稲田大学卒業。
96年12月、演劇ユニット「ポツドール」を結成。以降、全本公演の脚本・演出をつとめる。

外部プロデュース作品
パルコ・プロデュース「裏切りの街」作・演出
ブルボンpresents「ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~」演出

米村亮太朗

米村亮太朗(よねむら・りょうたろう)
77年生まれ、熊本県出身。早稲田大学政治経済学部卒。第五回公演『騎士クラブ』(00年)よりポツドール参加。
以後全作品に出演するポツドールの看板俳優。他劇団への客演も精力的に行う一方で、映像分野にも進出し、映画、テレビ、CMにも活動の幅を広げている。
主な出演作として、舞台 『恋する妊婦』、『ドリアングレイの肖像』、『おこめ』(毛皮族)、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『歓喜の歌』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』、テレビドラマ『猿ロック』などがある。

人間♥失格

2010年4月13日 火曜日

人間♥失格 舞台写真

2007年 7/6─16
@三鷹市芸術文化センター 星のホール

ポツドール+三鷹市芸術文化センタープレゼンツ~太宰治作品をモチーフにした演劇第4回~
バイトをサボりつづけ無気力な生活を送っているニートが主人公。2ショットダイアルで美人局に合い、友達に借金をするが返す当てもなく母親への無心を繰り返し、しまいには元カノに愚痴る始末。そして“人間失格”にすらなれない男の妄想が広がっていき…。

脚本・演出 : 
三浦大輔
出演 : 
岩瀬亮/
米村亮太朗/
古澤裕介/
白神美央/
深谷由梨香(柿喰う客)
舞台監督 : 
清沢伸也/
照明 : 
伊藤孝(ART CORE design)/
舞台美術 : 
田中敏恵
大道具製作 : 
夢工房/
音響 : 
中村嘉宏(atSound)/
映像・宣伝美術 : 
冨田中理(selfimage produkts)
演出助手 : 
富田恭史(jorro)/
尾倉ケント(アイサツ)/
小道具 : 
大橋路代(パワープラトン)/
衣装 : 
金子千尋
写真撮影 : 
曵野若菜/
照明操作 : 
小川英士/
広報 : 
石井裕太
制作 : 
木下京子/
制作助手 : 
山田恵理子(YeP)/
石井舞/
協力 : 
(有)マッシュ/
Y.e.P
企画・制作 : 
ポツドール

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女シリーズ vol.1 女のみち

2010年4月12日 月曜日

女シリーズ vol.01 女のみち 舞台写真

2006年 7/5─10
@THEATER/TOPS

テーマは「女のいやらしさ」。AVの撮影現場を舞台にした女芝居。舞台は、とあるアダルトビデオの撮影現場の控室。そこで出番を待つAV女優たちは、お互いの容姿を誉めあったり、彼氏の自慢をしあったり、下世話な会話で盛り上がっているが、その内側では嫉妬や確執が犇いていて……。女同士の嫌な空間をリアルに描く女の群像劇。

脚本・演出 : 
溝口真希子
出演 : 
安藤玉恵/
佐山和泉(東京デスロック)/
岩本えり/
玄覺悠子/
内田慈/
米村亮太朗/
富田恭史(jorro)/
鷲尾英彰
舞台監督 : 
清沢伸也/
横尾友広/
照明 : 
伊藤孝(ART CORE design)/
舞台美術 : 
田中敏恵
大道具製作 : 
夢工房/
音響 : 
中村嘉宏(atSound)/
映像・宣伝美術 : 
冨田中理(selfimage produkts)
演出助手 : 
富田恭史(jorro)/
小道具 : 
大橋路代(パワープラトン)/
衣装 : 
金子千尋
写真撮影 : 
曵野若菜/
照明補佐/操作 : 
柳本友紀/
小川英士/
制作 : 
木下京子
広報 : 
石井裕太/
当日運営 : 
山田恵理子(YeP)/
製作助手 : 
安田裕美(タカハ劇団)/
吉永鉱朗(アイサツ)/
青木理恵/
安見和子
助成 : 
芸術文化振興基金/
協力 : 
有限会社マッシュ/
にしすがも創造舎/
企画・製作 : 
ポツドール

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女シリーズ vol.2 女の果て

2010年4月11日 日曜日

女シリーズ vol.02 女の果て 舞台写真

2007年 12/5─9
@赤坂RED/THEATER

“女の恋愛”に焦点を当てた女シリーズ第2弾。舞台はデリヘル嬢の待機室。そこに出入りする複数の女たちは男店長と関係を持っていた。そこへ更に別の女が現れ…。男との恋愛を通して見えてくる女の本質と、ひとりの男を共有した女たちに芽生える奇妙な連帯感、そして男女間にある永遠に分かりあえない心のずれを描く。

脚本・演出 : 
溝口真希子
出演 : 
米村亮太朗/
白神美央/
羽柴真希(ペテカン)/
水野顕子(アーノルド)/
岩本えり(乞局)/
玄覺悠子/
安藤聖/
尾倉ケント
舞台監督 : 
清沢伸也/
谷澤拓巳/
照明 : 
伊藤孝(ART CORE design)/
舞台美術 : 
田中敏恵
大道具製作 : 
夢工房/
音響 : 
中村嘉宏(atSound)/
映像・宣伝美術 : 
冨田中理(selfimage produkts)
演出助手 : 
富田恭史(jorro)/
小道具 : 
大橋路代(パワープラトン)/
衣装 : 
金子千尋
写真撮影 : 
曵野若菜/
制作 : 
木下京子/
広報 : 
石井裕太
運営 : 
山田恵理子(YeP)/
制作助手 : 
石井舞/
青木理恵/
協力 : 
(有)マッシュ/
Y.e.P/
クリオネ/
ジャングル/
サードポジション/
ペテカン/
アーノルド/
乞局/
アイサツ
企画・制作 : 
ポツドール

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映画 はつこい

2010年4月10日 土曜日

映画 はつこい

ブサイク男女のラブストーリー。ポツドール初めての映像作品(自主映画)。第25回ぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞受賞。PFF in 神戸・神戸賞=グランプリ受賞。Nippon Connection 2004(ドイツ)招待上映。主人公は新聞配達店で働くブサイクな女。失敗の連続で、同僚ともうまく馴染めない暗澹とした生活の中で、一人のブサイクな男と偶然に出会い、恋に落ちる。女は、初めての恋にこれまでにない幸福感を味わうが、肉体関係を持つことに抵抗。実は、女には隠しておきたい秘密があった。

監督 : 
三浦大輔/溝口真希子
脚本 : 
三浦大輔
出演 : 
木下珠紀/
東誠司/
高多康一郎/
新見裕子/
小林康浩/
糸田淳一/
仁志園泰博/
島本尚/
安藤玉恵/
毛利麻美子/
藤村恭子/
野平久志
撮影・編集 : 
三浦大輔 溝口真希子(DV/98分/2002年製作)/
音楽 : 
平沼和弘/
助監督 : 
野平久志/
溝口美帆

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