• 次回公演
  • プロフィール
  • 過去公演
  • ニュース
ポツドール過去公演舞台写真

プロフィール

劇団紹介

1996年12 月、早稲田大学演劇倶楽部10期生の三浦大輔を中心に結成された演劇ユニット。

第1回公演『ブサイク~劣等感を抱きしめて~』から第4回公演『妻ぜめ』までは、いわゆる演劇的な過剰なドラマを得意とした。
2000年7月、第5回公演『騎士クラブ』でそれまでの作風を一変させ、演劇的なものを最大限に排除したドキュメンタリータッチの作品に挑む。〈リアル〉を徹底的に追求したこの作品は〈セミドキュメント〉と称され、メディアに大きく取り上げられるようになった。

第6回公演『身体検査』(01年)では、舞台上で完全ドキュメントを実行。役者が一切、演技をせず、プライベートを背負ったまま舞台に上がるという表現手段は、多くの賞賛と批判とを同時に受けるが、その後も〈リアル〉にこだわった作品づくりに努めた。

第10回公演『男の夢』(02年)からは、その〈セミドキュメント〉で得たものを〈ドラマ〉に注入することで、さまざまなアプローチから「リアリティーのある虚構」を描くようになる。田舎に住む若者たちの愛憎を描いた第11回公演『激情』(04年)が「日本インターネット演劇大賞最優秀演劇公演賞」を受賞、またフジテレビ系列「劇団演技者。」でテレビドラマ化された。同年、東京のみならず大阪初進出となった第12回公演『ANIMAL』(04年)では、「せりふ」を一切排除し「状態」「風景」だけで、作品をつくりあげた。さらに05年4月、THEATER/TOPS進出を遂げた第13回公演『愛の渦』では、「裏風俗」を舞台に人間の性欲に真っ向から向かい合い、この作品で第50回岸田國士戯曲賞を受賞する。

受賞後初の作品として注目を浴びた第14回公演『夢の城』は、周囲の予想を大きく裏切る「無言劇」だった。そして、第16回公演『激情』再演(07年)と第17回公演『顔よ』(08年)は本多劇場で上演した。

一方、劇団本公演とは別に、同世代の演出家たちとの合同企画『ニセS高原から~S高原から連続上演~』(05年、作 平田オリザ)に参加したほか、太宰治作品をモチーフとした三鷹市芸術文化センタープレゼンツ『人間♥失格』(07年、脚本・演出 三浦大輔)を手掛けた。また、劇団旗揚げ時から、役者、スタッフとして参加していた映像監督・脚本家・演出家の溝口真希子が、06年にポツドール〈女シリーズ〉を企画。これまでに『女のみち』(06年)、『女の果て』(07年)を上演した。

初の映像作品「はつこい」(02年)が第25回ぴあフィルムフェスティバルの審査員特別賞を受賞。三浦個人の活動としてはDVD 作品「ソウルトレイン」(06年)や、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(10年)などがある。

メンバー紹介

三浦大輔

三浦大輔(みうら・だいすけ)
脚本家、演出家、ポツドール主宰。75年12月12日生まれ、北海道出身。早稲田大学卒業。
96年12月、演劇ユニット「ポツドール」を結成。以降、全本公演の脚本・演出をつとめる。

外部プロデュース作品
パルコ・プロデュース「裏切りの街」作・演出
ブルボンpresents「ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~」演出

米村亮太朗

米村亮太朗(よねむら・りょうたろう)
77年生まれ、熊本県出身。早稲田大学政治経済学部卒。第五回公演『騎士クラブ』(00年)よりポツドール参加。
以後全作品に出演するポツドールの看板俳優。他劇団への客演も精力的に行う一方で、映像分野にも進出し、映画、テレビ、CMにも活動の幅を広げている。
主な出演作として、舞台 『恋する妊婦』、『ドリアングレイの肖像』、『おこめ』(毛皮族)、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『歓喜の歌』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』、テレビドラマ『猿ロック』などがある。
▲ページTOPへ

copyright potudo-ru All rights reserved.